ブログ 薬剤師

薬剤師になりたい子どもに、背中にぬり薬を塗るにはどうしたらいいか聞いてみた

前回、子どもから「将来薬剤師になりたい!」と言われたら何と答えるかという記事を書きましたが、人のため、人の立場で物事を考えられる薬剤師(ヒト)になって欲しいという思いから、以下のような質問を投げかけてみました。

もし一人暮らしのお年寄りが、背中にぬり薬をぬりたい場合どうすればいい?

自分で背中に塗る!

子どもの柔軟性はすごい!

「みんながみんな背中まで手が届かないんだけど、どうしたら塗れるようになるかな?」

「壁に薬を塗って、背中を擦りつける。」

「壁が汚れちゃうね。」

「棒に薬をつけて、それで塗る。」「ネットで調べてみれば?」

「背中に薬を塗る方法」で検索

出てきたのは「セヌール」「 軟膏ぬりちゃん」。いずれも良さそうな商品なのだが、セヌールは薬を付ける部分がイボイボで使いにくそう。軟膏塗りちゃんは高価。

自分たちで道具を作ることにしました。

100円ショップに行って、いろいろ試行錯誤しながら道具を揃えてみた。

実は、過去に作ったことがあって、ある程度のイメージはできておりましたが、考えることは子どもも同じでした。

用意したもの

①孫の手とヘラをグルーガンでくっつける

たっぷりつける
こんな感じ
位置を確認

②サイドを補強する

変なところに付いても大丈夫

③ビニールテープで巻く

④できあがり

折角薬があっても上手に使用できなければ、意味がない

使用する人を想像しながら、いろんなお手伝いができる